中長期の経営目標
GMOペパボ株式会社は、ストック型ビジネスである「ロリポップ!」や「ムームードメイン」、「カラーミーショップ」の安定的かつ高い収益力を生かし、「SUZURI」や「minne」、「FREENANCE」など成長性の高い事業へ投資を行い事業成長を目指しています。2023年12月期通期会社予想の修正を受けて、2026年12月期にむけた中長期目標の見直しを行うことを発表しました。
当社のビジネスを定常収益が主要なサービスをストック型ビジネス(ロリポップ、ムームードメイン、カラーミーショップ)、取引規模に応じた収益が主要なサービスをフロー型ビジネス(SUZURI、minne、FREENANCE)へ分類し、各サービスでの事業成長を目指します。
![中長期の成長イメージをフロー型ビジネスとストック型ビジネスとでそれぞれ可視化した図。ストック型ビジネスを基盤に置きつつフロー型ビジネスを成長させることで、2026年12月期の連結営業利益15.7億円の目標達成を目指す。それぞれの主要ビジネスとサービスの分類については前述の本文を参照。](/assets/images/ir/growth-strategy/fig02.png)
ストック型ビジネスでは、より安定的で高い収益獲得に向けた上位層のお客様獲得や、法人向けの施策展開によるユーザーの獲得を目指します。
![ストック型ビジネスの取り組みについて、ロリポップやムームードメインでは2023年からアフィリエイトを活用した契約獲得、2024年から高品質かつビジネス利用を目的としたサービス、また手軽にかつ汎用性の高いサービス提供を施策展開予定。またカラーミーショップでは2023年から既存店舗の規模拡大に合わせたプラン提供、月商200万円以上の店舗向け機能の提供、ECアドバイザーによる店舗サポートを施策展開予定。このような既存サービス提供領域を拡大させる施策を通して、カラーミーショップでは顧客単価の向上、ロリポップとムームードメインでは上位プランの利用ユーザーの増加を目指す。](/assets/images/ir/growth-strategy/fig03.png)
フロー型ビジネスでは、既存の物販ECカテゴリーから新領域へと展開を進めるべく、minneカレッジやデジタルコンテンツなどのチャレンジに取り組み事業成長を目指します。
![フロー型ビジネスの取り組みのひとつは、SUZURI・minneのGMV成長の拡大。2023年からアクセサリーや食品など好調カテゴリーを強化、また2024年からはminneカレッジやデジタルコンテンツの展開本格化、さらに越境対応の促進を施策展開予定。ふたつめに、FREENANCE請求書買取金額の拡大。2023年から取引業種の拡大やともだち企業など与信枠拡大によるリピート強化を行い、2024年からは月額プランや保険プランの強化による顧客獲得を施策展開予定。](/assets/images/ir/growth-strategy/fig04.png)
直近の事業展開
直近の業績
2022年12月期、2023年12月期の事業展開についての詳細は、当社HRブログ、決算説明会資料をご確認ください。
企業価値の向上とサステナビリティ
ESG・SDGs(サステナビリティ戦略)
GMOペパボではサステナビリティにおける3つの重要課題(マテリアリティ)を特定しております。
- 環境負荷の低減を通じた
地球環境への配慮と保全 - あらゆる人々を支援し
人類のアウトプットを増やす - ガバナンスの強化による
健全で透明性のある企業経営
価値創造プロセス
企業理念「もっとおもしろくできる」やミッションに基づくサービスの提供を通じ、アウトプットを生むための参入障壁をなくし、表現活動の発信・発展を支援します。クリエイターやユーザーが作る経済圏を拡大し、社会をもっとおもしろくする価値を提供することで、持続的な企業価値の向上を実現します。
![価値創造プロセスの図。企業理念の「もっとおもしろくできる」やミッション「人類のアウトプットを増やす」が事業を通じてESG/SDGsの重要課題など社会に価値を提供し、中期経営計画や持続的な企業価値の向上に繋がった構造を示している。](/assets/images/ir/growth-strategy/fig06.png)