国内最大のハンドメイドマーケット「minne(ミンネ) byGMOペパボ」、作品の『限定公開』を可能にし、取り置きや優先販売などがより便利に ~買い占め対策や在庫切れによる販売機会のロス防止にも~

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)が運営する国内最大(※1)のハンドメイドマーケット「minneミンネ byGMOペパボ」は、2023年10月20日(金)より、作品の『限定公開』が可能になったことをお知らせします。

これにより、指定した作品のURLを知るユーザーだけが閲覧・購入ができるようになります。個別の注文や取り置き、買い占め防止、対面販売時の在庫切れからくる販売機会の損失を回避するなど、多様なシチュエーションで活用いただけます。

(※1)ハンドメイド作品の販売を主軸とするハンドメイドマーケット運営会社2社の作家・ブランド数と作品数に関するIR資料公表数値及びサイト公表数値を比較。2023年7月14日時点、GMOペパボ調べ。

『限定公開』について

「minne byGMOペパボ」は、89万件を超える作家・ブランド(※2)による、アクセサリー、家具、生活雑貨、食品、デジタルコンテンツなど幅広いジャンルの1,687万点以上の作品が販売・展示されている“国内No.1ハンドメイドマーケット”です。これまで「minne byGMOペパボ」は、作品を「売りやすい」、作品に「出会いやすい」サービス展開することで、作家・ブランドが活躍できる場を提供しております。

(※2)2023年9月末時点

個別注文・取り置き販売

“1点もの”が特徴のハンドメイドにおいては、特定のお客様からのオーダーメイドや、お取り置きの依頼が多くあり、ご利用いただいている作家・ブランドからは、購入者の限定をしたいという声が多く上がっていました。

「minne byGMOペパボ」では、これまで購入者を限定する場合は、多くのCtoC ECサービス同様、対象者購入用の専用の作品ページを作るしか方法はありませんでした。しかし、専用ページは公開範囲をしぼることができず、誰でも閲覧できてしまうため対象者以外の購入者に購入されてしまうという課題がありました。また、専用の作品ページがあると、対象者以外の方はショップページに自分の購入できない作品が並んでいるように見えるため、購入者のストレスにも繋がっている現状がありました。

作品の公開設定時に『限定公開』を選択することで、指定のURLを知っているユーザーのみが作品を閲覧・購入することができます。これにより、特定のユーザーから依頼された作品や、取り置き作品の販売をよりスムーズに行うことが可能になります。他にも、特定のユーザーに向けて「新作」の先行販売や「数量限定作品」および「サンプル品」といった作品を優先的に販売したり、「卸売価格」で作品を卸売販売したりといった際にも活用できます。

買い占め対策

「minne byGMOペパボ」では、ハンドメイドの作品を提供しているため、一度に多くの作品を販売することが難しい作家・ブランドもいらっしゃいます。『限定公開』を利用することで、URLを知るユーザー以外は作品の閲覧・購入ができなくなるため、意図しない買い占めを防ぐことが可能になります。

作品のQRコードを活用し販売の機会ロスを防止

オフラインイベントや対面販売の際にも『限定公開』を便利にご活用いただけます。「minne byGMOペパボ」では作品ごとにQRコードの発行が可能なため、例えば、イベント限定作品など対面販売で在庫切れが発生した際、お客様に作品のQRコードを共有し、お手持ちのカメラで読み取っていただくことで、その場で『限定公開』された作品ページを閲覧、購入可能となります。

また、購入を迷っているお客様に対しては印刷したQRコードをお渡しし、後日「minne byGMOペパボ」で購入できるようにPRできます。

その他にも、新規購入者に向けて、次回のお買い物を促進する仕掛け作りとして「限定作品」や「特典付き作品」等と紹介することができるため、ファン化・リピーター獲得へつなげられます。

このように、『限定公開』を活用することで、作家・ブランドの販売活動を効率化します。また、オフラインとオンラインの販売を組み合わせることで、売上の向上や機会損失を防止できます。

実際に限定公開にした作品のQRコードを表示している画面。作品一覧・管理ページ内で作品のシェアボタンからQRコードを表示できる。
画像:QRコード発行画面

『限定公開』テスト実施概要

2023年9月15日(金)に『限定公開(β)』をリリースいたしました。その後、2023年9月16日(土)~9月18日(月・祝)に開催したオフラインイベント『minneのハンドメイドマーケット2023』に向け、出展作家・ブランドに活用方法について事前案内を行いました。イベント当日は会場にて在庫切れによる売り逃しといった機会損失対策として活用されました。

『限定公開』概要

機能名 限定公開機能
提供開始日 2023年10月20日(金)
内容
  • 特定のユーザーのみが閲覧・購入できる作品URLの発行

    『限定公開』した作品は、ショップや検索結果画面には表示されなくなります。

  • 作品ごとのQRコードの発行

    発行したQRコードをカメラで読み取ることで、作品ページをブラウザまたはアプリで閲覧することができます。

利用方法 作品の公開設定から「限定公開する」を設定することで利用可能
『限定公開』の設定方法を示した実際の画面。作品登録ページで公開設定を「限定公開する」に登録または更新することで、特定の作品を限定公開にできる。作品一覧・管理ページで見ると限定公開の作品のサムネイルには「限定公開」というラベルが表示される。
画像:『限定公開』設定方法画面

公開設定の比較

『限定公開』では、URLを知るユーザーのみ作品ページを閲覧できるほか、作品を閲覧したユーザーのページにのみ「最近見た作品」として作品が表示されます。また、『限定公開』の作品においても、購入者はレビューを投稿することができます。ただし、投稿されたレビューは、ショップや作品詳細のレビュー欄に掲載されません(限定公開作品と公開作品を同じカートに入れて購入した場合も同様です)。

『公開』『限定公開』『非公開』それぞれ3つの公開設定時の表示や掲載の違いを◯と✗でまとめた表。限定公開の場合はURLを知るユーザーのみ「作品ページの閲覧」が可能な他、作品を閲覧したユーザーのみ「最近見た作品」に表示されるが、その他の場所には一切表示や掲載はされない。『非公開』の場合は「レビューの掲載」以外には表示・掲載されない。『公開』の場合は次の12項目「作品ページの閲覧」「最近見た作品に表示」「ショップの作品一覧に表示」「検索結果に表示」「レビューの掲載」「おすすめ、発見タブに表示」「フォロー中の新着作品に表示」「最近お気に入りした作品に表示」「ランキングに表示」「特集、セレクトに表示」「お気に入り登録」「各種配信メールに掲載」がすべて◯となっている。

お知らせ:作品を「限定公開」できるようになりました

お知らせ:作品のQRコードを発行できるようになりました

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