テキストからアイデアをグッズに!「SUZURI byGMOペパボ」に新機能『スリスリAIラボ』登場 ~「Stability AI」と連携で画像生成AI技術を用いた新たなグッズ作成体験を提供~

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)が運営するオリジナルグッズ作成・販売サービス「SUZURIスズリ byGMOペパボ」は、画像生成AI「Stable Diffusion」を提供するStability AI Japan株式会社(代表:Jerry Chi 以下、Stability AI)と連携し、新機能『スリスリAIラボ』の提供を開始いたします。

『スリスリAIラボ』は、画像生成AIを用いて簡単なテキストから画像を生成することができ、生成した画像でそのままグッズを作ることができる機能です。

これにより、テキストを入力することで自らのアイデアをグッズにするという新たな楽しみ方を体験いただくことが可能になります。

『スリスリAIラボ』提供開始の背景

「SUZURI byGMOペパボ」は、パソコンやスマートフォンから画像をアップロードするだけで簡単にオリジナルグッズを作成・販売することができるサービスです。イラストレーターや美術系学校の学生、YouTuber、お笑い芸人から企業まで、さまざまなジャンルのクリエイターにご利用いただいており、登録クリエイター数は72万人(※1)を超えています。また、NFTコンテンツで作成したオリジナルグッズの販売ができる機能(※2)を提供するなど、最新技術を用いてクリエイターの表現の幅を広げ、新たなアウトプットを可能にする機能についても、これまで随時拡充してきました。

一方で、グッズの作成には、写真やイラストといった自身のアートワークを用意する必要があり、ユーザーからは「どうやって描いたらいいか分からない」「グッズ化のための画像の用意が難しい」といった声もいただいていました。

そこでこの度、画像生成AI「Stable Diffusion」を提供するStability AIと連携し、テキストを入力することで、自分のアイデアをグッズにするという体験ができる『スリスリAIラボ』の提供を開始いたしました。

これにより、これまで画像制作にハードルを感じていた方にも、自分のアイデアを形にし「ものづくり」をすることのおもしろさを感じていただくことができます。

(※1)2023年6月末時点

『スリスリAIラボ』概要

「SUZURI byGMOペパボ」のiOSアプリ内にて、テキストを入力すると自動で画像が生成されます(※3)。生成した画像は、そのままグッズにすることができます。グッズは「非公開」アイテムとして保存され、自身で実物を購入して楽しむことができるようになります(※4)。テキストから自分のアイデアを形にするという新たな体験をしていただくことができます。

(※3)2023年7月10日現在、WebブラウザやiOS以外のOSには対応しておりません。
(※4)2023年7月10日現在、販売機能には対応いたしておりません。
スリスリAIラボの利用の流れを説明している実際の画面のイメージ画像です。画像生成にあたって、頭の中のイメージをテキストとして入力し、さらにスタイルを「なし」「コミック」「ドット絵」等の複数の選択肢から指定して生成ボタンを押すと、実際のTシャツデザインのイメージ画像として画像が生成されます。テキストはキーワードを3つほど書くだけでも画像生成が可能で、詳細がわかるように書くとより良い画像を生成できます。テキストは「例文を使ってみる」ボタンから入力することも可能です。

今後の展望

昨今、生成AIをめぐる発展は日々絶え間なく進んでいます。また、AIの市場については世界規模で大きく拡大・成長をしています(※5)

「SUZURI byGMOペパボ」は、今後も生成AIを積極的に活用していくことで、クリエイターの創作を促進し、同時に、クリエイターの皆さまの作品を多くの方に届けることができると考えています。

画像生成AIには、著作権の侵害などの懸念点もあげられていますが、「SUZURI byGMOペパボ」では、これまでも、AI利用に関わらず、クリエイターの創作活動を阻害する行為を一切禁止しています。そして、通報制度を設けるなど、あらゆる不正に対して随時対応できる体制を整えています。

今後も「SUZURI byGMOペパボ」は、「つくることを誰にでも簡単に、つくられたものを多くの人に届ける」という理念のもと、さまざまな新機能やコラボレーションを通してさらなる創作活動を支援します。

(※5)総務省「情報通信白書 令和4年版」(2022年7月)
Stability AI コメント

「SUZURI byGMOペパボ」の新しい機能に「Stable Diffusion」を採用していただき大変嬉しく思っています。たくさんの方の想像力を刺激するきっかけになっていただけたら嬉しいです。

参考情報

GMOインターネットグループにおけるAI活用推進策

  1. 4月より開始した「ChatGPT業務活用コンテスト」“AI(愛)しあおうぜ!“では、社内のAIに関する取り組みや新サービスへ繋がる応募作品が生まれており、今回の新機能『スリスリAIラボ』も応募を予定しております(※6)
  2. AIに関する最新動向や最新ツールの理解を深めるために、専門家によるオンラインセミナーを月に2回開催。また、eラーニング等の動画コンテンツも計画中です。
  3. 生成AIを使いこなすために重要なプロンプト力を高めるため社内ナレッジ共有SNS「Genius」プロジェクトを開始。2023年4月よりSlack版の運用を開始しています。
  4. Slackの全パートナー参加のチャンネルではAIに関する最新情報を共有しています。
  5. グループ各社では積極的にAI活用を目的とした合宿等を推進しており、サービス実装に繋がっております。

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