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伝統工芸職人の活動支援を行うニューワールドとの資本業務提携を決定 ~「minne(ミンネ)」と伝統工芸品とのシナジーを図る~
GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)は、本日2018年6月18日(月)に、伝統工芸職人向けのマーケティング支援と動画コマースサイト『CRAFT STOREの運営を行うニューワールド株式会社(代表取締役:井手 康博 以下、ニューワールド)と資本業務提携を行うことを決定いたしました。
GMOペパボは、ニューワールドとの資本業務提携を通じて、ハンドメイドマーケット「minne byGMO(以下、minne)」とのシナジーを図りながら、伝統工芸品の販路拡大に寄与してまいります。
【ニューワールドとの資本業務提携の背景 ~伝統工芸品と「minne」~】
日本の伝統工芸品産業市場は、1983年(昭和58年)のピーク時と比較すると、従事者数・生産額ともに減少傾向にあり、およそ30年経過後の2012年(平成24年)の時点では、5分の1程度に縮小しています
GMOペパボは、約44万人の作家の手が生み出した、800万点以上の作品が集まる国内最大 のハンドメイドマーケット「minne」を運営しています。これまで「minne」では、福岡の博多人形や長崎の波佐見焼(はさみやき)など、伝統工芸とコラボレーションした企画を複数実施してまいりました。しかし、2017年度の「minne」流通額における家具・生活雑貨の割合は7.7%にすぎず、その中でも伝統工芸手法を用いている作品は若干数に留まっています。
一方、ニューワールドは、日本の伝統工芸品に特化した動画コマースサイト『CRAFT(クラフト) STORE(ストア)』を運営しており、現在50ブランド400点ほどの商品が掲載されています。
そこでこの度GMOペパボは、“手仕事”という点で「minne」と関係の深い伝統工芸品について、販路拡大を担うとともに、多くのユーザーへの関心を喚起するべく、ニューワールドと資本業務提携を行うことを決定いたしました。
資本業務提携の概要と今後の展開
今回の資本業務提携により、ニューワールドはお取引のある伝統工芸職人に向けて、「minne」への出品による販路拡大のご提案を行うことが可能になります。一方GMOペパボは、「minne」において『伝統工芸品』を強化し、作品数の増加および流通拡大を図ります。
また、「minneのアトリエ」 で伝統工芸品の職人によるワークショップやセミナーなどのイベントを実施するほか、百貨店でのイベント出店といったオフライン施策も展開していく予定です。
【ニューワールドについて】
ニューワールドは「映像と買い物をつなげる」というコンセプトを掲げ2013年に創業しました。日本の伝統工芸品に特化した動画コマースサイト『CRAFT STORE』を運営し、現在50ブランド400点ほどの商品を掲載しています。また、伝統工芸職人への営業力を武器に、販売施策としての動画コンテンツの制作やSNSを活用したプロモーションを行うことで、取引先社数を約100社まで伸ばし、日本のモノづくりメーカーのマーケティング支援など事業の拡大を図っています。
■『CRAFT STORE』
『CRAFT STORE』は、伝統工芸 曲げわっぱの技術を使った「杉の木クラフト うるしの弁当箱」をはじめとするテーブルウェアや、アクセサリー、バス用品、雑貨小物などを扱っている動画コマースサイトです。
<『CRAFT STORE』取り扱い商品(一部抜粋)>
杉の木クラフト うるしの弁当箱 | 丹波スタイル TS White シリーズ | Sghr スガハラ ジネット オールドグラス |
会社名 | ニューワールド株式会社 |
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所在地 | 東京都世田谷区 |
代表者 | 代表取締役 井手 康博 |
資本金 | 27百万円(平成30年5月末時点) |
設立 | 2013年11月1日 |
事業内容 | CRAFT(コンテンツ制作、コンサルティング、コマース) |