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レンタルサーバー「ロリポップ!」が最新のPHP7.1.1に対応 ~独自アーキテクチャで提供中のモジュール版PHPはレスポンス速度が5.5倍に~
GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎)が運営するレンタルサーバー「ロリポップ!」は、本日2017年2月9日(木)よりPHP7.1.1 に対応いたしました。
PHP7.1.1は、従来のPHP5.6と比べて実行速度の高速化が可能なPHPの最新バージョンです。「ロリポップ!」で提供している「モジュール版PHP」 において、最新のPHP7.1.1と従来のPHP5.6でパフォーマンス測定を行ったところ、レスポンス速度は約5.5倍に向上いたしました。
WordPressをはじめ、PHPプログラムを使用したWebサイト運営においては、バージョンをPHP7.1.1に切り替えていただくことで、サイト表示のさらなる高速化が期待できます。
PHP7.1.1は、従来のPHP5.6と比べて実行速度の高速化が可能なPHPの最新バージョンです。「ロリポップ!」で提供している「モジュール版PHP」 において、最新のPHP7.1.1と従来のPHP5.6でパフォーマンス測定を行ったところ、レスポンス速度は約5.5倍に向上いたしました。
WordPressをはじめ、PHPプログラムを使用したWebサイト運営においては、バージョンをPHP7.1.1に切り替えていただくことで、サイト表示のさらなる高速化が期待できます。
【PHP7.1.1対応の背景】
「ロリポップ!」は、2001年に提供開始して以来、個人から法人まで多くのお客様にご支持いただき、現在、約200万のWebサイト運営を支えるレンタルサーバーです(2017年2月8日時点)。2017年1月には、インターネット産業の発展とともに多様化したお客様層や用途に合わせ、より今のお客様に寄り添い、最適かつ幅広い価値を届けられるサービスとなるべく、「すぐに使える、ずっと使える」を新たなキャッチコピーに、リブランディングいたしました。近年、スマホやSNSの普及により情報伝播スピードが加速したことで、SNSを活用した商品やサービスのプロモーション展開が一般的に行われるようになりました。その一方で、SNSで話題に上ったことによりWebサイトに大量のアクセスが集中し、サーバーへの負荷からサイト表示に時間がかかることで、閲覧者がページを離脱してしまうケースも見受けられるようになりました。
「ロリポップ!」では、こうしたお客様の機会損失を防ぐべく、これまでも「転送量制限の緩和」 や、同時アクセスするユーザー数の制限を一時的に緩和する「同時アクセス数拡張」など、より快適にWebサイトを運営いただくための取り組みを行っています。
この取り組みの一環として、本日2017年2月9日(木)より、最新のPHP7.1.1に対応いたしました。これにより、お客様が運営するWebサイトにおける表示速度の大幅なパフォーマンス向上が見込めます。
【バージョンの切り替えについて】
「ロリポップ!」では、PHPの実行方法として共用レンタルサーバーで一般的な「CGI版PHP」 に加え、独自開発により実現した「モジュール版PHP」も提供しています。本日より「スタンダードプラン」「エンタープライズプラン」を新規でお申し込みいただいたお客様は、「CGI版PHP」「モジュール版PHP」の双方でPHP7.1.1をご利用いただけます。既存のお客様は、まずは「CGI版PHP」において、PHP7.1.1をご利用いただけます。
■「モジュール版PHP7.1.1」でさらに快適に
共用サーバーでの「モジュール版PHP」提供は、WebサーバーのソフトであるApache (アパッチ)権限でPHPが動作するため、個々のユーザー領域の設定ができず、セキュリティに問題がありました。「ロリポップ!」では、独自に開発した権限分離アーキテクチャにより、「モジュール版PHP」の高速性能を維持しつつ、安全に権限分離できる環境を構築しています。この「モジュール版PHP」でPHP7.1.1をご利用いただくことで、高いセキュリティを保ちつつ、より一層レスポンス速度の高速化を実現することができます。
既存のお客様のご利用環境における「モジュール版PHP」のPHP7.1.1への切り替えは、2017年内に順次実施いたします。早期に切り替えを希望されるお客様は、「ユーザー専用ページ」内よりお問い合わせください。
共用サーバーでの「モジュール版PHP」提供は、WebサーバーのソフトであるApache (アパッチ)権限でPHPが動作するため、個々のユーザー領域の設定ができず、セキュリティに問題がありました。「ロリポップ!」では、独自に開発した権限分離アーキテクチャにより、「モジュール版PHP」の高速性能を維持しつつ、安全に権限分離できる環境を構築しています。この「モジュール版PHP」でPHP7.1.1をご利用いただくことで、高いセキュリティを保ちつつ、より一層レスポンス速度の高速化を実現することができます。
既存のお客様のご利用環境における「モジュール版PHP」のPHP7.1.1への切り替えは、2017年内に順次実施いたします。早期に切り替えを希望されるお客様は、「ユーザー専用ページ」内よりお問い合わせください。
■「ロリポップ!」プラン別PHP実行方法
エコノミープラン | CGI版PHPのみ |
ライトプラン | CGI版PHPのみ |
スタンダードプラン | CGI版PHP/モジュール版PHP |
エンタープライズプラン | CGI版PHP/モジュール版PHP |
【「モジュール版PHP7.1.1」のパフォーマンス測定】
「モジュール版PHP」において、従来のPHP5.6と、最新のPHP7.1.1とで、同一条件のもとパフォーマンス測定
このことから、アクセスの集中によるサーバーの高負荷で、通常はWebサイトの表示速度が遅延してしまう場合でも、速いレスポンスを維持し続けることが期待できます。
この安定した高速レスポンスは、サイト規模が大きいほど、実感いただけます。
を行い、レスポンス速度を比較しました。その結果、PHP7.1.1のレスポンス速度が、従来のPHP5.6に比べて約5.5倍に向上していることを確認いたしました。このことから、アクセスの集中によるサーバーの高負荷で、通常はWebサイトの表示速度が遅延してしまう場合でも、速いレスポンスを維持し続けることが期待できます。
この安定した高速レスポンスは、サイト規模が大きいほど、実感いただけます。