ホームページ作成サービス「グーペ」サイト表示の高速化を実現する最新のPHP7.1.1にバージョンアップ~ レスポンス速度は従来比で2.5倍を実現 ~

 GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎)が運営する初心者でも簡単に店舗や企業サイトを作成できるホームページ作成サービス「グーペ」は、作成したホームページの表示速度を高速化するべく、使用プログラム言語を本日2017年1月30日(月)よりPHP5(※1)から最新版のPHP7.1.1にバージョンアップいたしました。
 2017年1月19日(木)に公開されたPHP7.1.1にいち早く対応することで、「グーペ」はレスポンス速度が約2.5倍となるパフォーマンス向上を実現しています。本日から「グーペ」をご利用のすべてのお客様のホームページ(※2)がPHP7.1.1に切り替わり、サイト表示の高速化が期待できます。
(※1)PHPとは、データベースと連携した動的なWebページを実現するプログラミング言語の一種。
(※2)お客様においてPHP7.1.1への切り替え作業を行っていただく必要はございません。
グーペPHP7.1.1

【「グーペ」PHP7.1.1バージョンアップの背景】

 「グーペ」は、個人、飲食店をはじめ、美容院やマッサージ店、ネイルサロンといった店舗のホームページから、企業のオフィシャルサイトまで、さまざまなホームページをPCやスマホから簡単に作成・更新できるサービスです。初心者でも簡単にホームページ運営ができるよう、充実したテンプレートと、コンテンツのひな型を用意している他、お知らせの更新やカレンダー、お問い合わせ受付機能など、店舗のホームページに必要な機能も数多く揃えています。これにより、専門知識がなくても企業のオフィシャルサイトから、店舗や個人のサイトまで、クオリティの高い、多彩なホームページを作成することができます。
 せっかく作成したホームページも表示されるまでの時間が長いと、41%の訪問者がストレスを感じ、閲覧をあきらめてしまうという調査結果があります(※3)。反対に、表示速度が速ければ、訪問者が求める情報に辿り着く時間を短縮でき、より良い顧客体験を提供することにつながります。
 そこで「グーペ」では、作成されたホームページがより多くの方に閲覧していただけるよう、サイト表示のパフォーマンス向上を実現するべく、ホームページ作成に使用しているプログラミング言語のPHPを、従来のPHP5から、2017年1月19日(木)に公開された最新版のPHP7.1.1へとバージョンアップすることといたしました。
(※3)Adobe「State of Content: Rules of Engagement for 2016」調べ
http://www.adobe.com/content/dam/Adobe/en/news-room/pdfs/201512/state-of-content-report.pdf

【PHP7.1.1バージョンアップ後のパフォーマンス測定結果】

■レスポンス速度は2.5倍に改善
 「グーペ」では、お客様に提供しているサーバーと同様の環境を用意し、アクセス数が集中するピークタイムを想定した同時接続数(※4)で、バージョンアップ前後のパフォーマンスを測定いたしました。その結果、PHP7.1.1へ移行後の環境におけるレスポンス速度は、移行前と比較して最大約2.5倍に向上し、パフォーマンス改善効果が確認されました。
(※4)1秒間あたりの同時接続数を30とし、60秒間計測。

【今後の展開】

 「グーペ」では、お客様の利便性を向上させるべく、2017年3月末までに管理者ページにおいてもPHP7.1.1への移行を予定しております。管理者ページの表示速度が高速化することにより、お客様はホームページの更新作業やお問い合わせ対応などをスムーズに行えるようになります。さらに、お客様がいつでもどこでも簡単にホームページを管理できるよう、管理者ページのレスポンシブ化(※5)も年内をめどに進めてまいります。
 今後も「グーペ」では、快適で安全なサービスの提供はもちろん、利便性向上のための機能追加など、さまざまな取り組みを行ってまいります。
(※5)PCやスマートフォンなど閲覧するデバイスのウインドウサイズに合わせて、最適な形でWebサイトを表示すること。

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