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GMOペパボ、鹿児島県奄美市と地方創生に向けた連携協定を締結 「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を推進 ~インターネットを活用した新しい働き方を支援~
GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社(代表取締役社長:佐藤 健太郎 以下、GMOペパボ)と鹿児島県奄美市(市長:朝山 毅)は、地方創生の推進を目的に、本日2016年7月1日(金)に連携協定を締結いたしました。今後は両者協力のもと、奄美市の「フリーランスが最も働きやすい島計画」に基づき、インターネットを活用した新たな働き方を提案するとともに、その環境づくりや人材育成を支援してまいります。
【連携協定締結の背景】
近年、日本の人口は減少局面に入っている一方、「東京一極集中」に象徴されるように、地方から雇用機会の多い大都市圏へと若年層の転入が進んでいます。地方都市においては、人口減少によって経済・産業活動が縮小し、ますます衰退していくという悪循環が問題となっています。鹿児島県・奄美大島の拠点都市である奄美市においても、豊かな自然資源を持ちながらも、島内に大規模な産業がなく雇用を確保しにくいという離島特有の課題を抱えていることから、場所や時間の制約を克服できるIT関連事業に着目し、2015年より「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を開始しています。奄美市は本計画に基づき、民間通信事業者による光ブロードバンド整備を支援するなど、積極的に「情報(ICT)」環境を構築するとともに、民間企業と連携しながら、ICTを活用した仕事機会の創出、定住促進、子育て支援(在宅ワーク支援)などの取り組みを行っています。
一方GMOペパボは、2003年に福岡で創業して以来、インターネットと表現の可能性を追求し、誰もがクリエイターとして活躍できるよう、個人の表現活動を支えるインターネットサービスを多数提供しています。また、「インターネットで可能性をつなげる、ひろげる」というミッションのもと、インターネットの活用に関連したイベントの開催や、クリエイターの育成を支援する取り組みにも力を入れています。
そこでこのたびGMOペパボと奄美市は、インターネットを活用した新たな働き方を提案し、その環境づくりや人材育成を支援していくことで地方創生を推進するべく、連携協定を締結し、奄美市役所にて調印式を執り行いました。
【本協定における今後の取り組み】
GMOペパボが提供するサービスに関するセミナーや勉強会を奄美市内で積極的に開催し、インターネットを活用した新たな働き方の提案および人材育成の支援を行ってまいります。<開催予定セミナー/一例>
2016年7月1日(金) @「奄美市AiAiひろば」 | 「インターネットで島の可能性をつなげる、ひろげるセミナー」 インターネットのチカラを引き出す、GMOペパボの便利なサービスをご紹介します。 |
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2016年7月2日(土) @「奄美市AiAiひろば」 | 「minne(ミンネ)作家向け勉強会in奄美~minneでの作品販売について~」 GMOペパボが提供するハンドメイドマーケット「minne」を活用した作品販売について、奄美大島内のハンドメイド作家さんに向けてレクチャーします。 |
【本協定に関するコメント】
■ 朝山 毅 奄美市長のコメント
「本市では、昨年度より情報通信技術を活用した新しい働き方支援として、「フリーランスが最も働きやすい島化計画」を策定し、取り組みを進めております。そして、今年度には情報基盤の整備拡充とともに、今般GMOペパボ株式会社と連携し、更なるインターネットを活用した多様な働き方を創出してまいります。この取り組みが、雇用の創出、移住・定住促進、子育て支援など、地方創生の推進に寄与していくことを期待しております。」
■ GMOペパボ 代表取締役社長 佐藤 健太郎のコメント
「私たちは2003年の創業より、インターネットを通じた個人の表現活動や情報発信のためのインフラを提供し、個人の可能性を開花させるサポートを続けてまいりました。このたびのインターネットを活用した多様な働き方の創出は、私たちが目指すインターネットと表現の可能性の追求と相通じるものであります。個人の活躍に意欲的に取り組んでいる奄美市と連携して地方創生に取り組むことで、インターネットの可能性の最大化も図れると考えております。」