minneのAndroidエンジニアの話

第1話
100%モバイルエンジニア
第2話
究極のユーザー体験を求めて
第3話
距離を超えたチームワーク

minneのAndroidエンジニアの話

第1話  100%モバイルエンジニア
第2話  究極のユーザー体験を求めて
第3話  距離を超えたチームワーク

今回の登場人物

栗林 健太郎(あんちぽ)
人間たちからあんちぽくんと呼ばれるペパボの執行役員CTOとして頻繁に登場。座右の銘は「どうにかなる日々」。

高橋 直人(ナッツ)
希望に満ち溢れたminneのAndroidエンジニア。座右の銘は「常識なんて知らねえ。常識の意味も知らねえ」「権謀術数」。

田代 愛
チームで日々愛嬌を振りまくminneのAndroidエンジニア。座右の銘は「明るい人生設計」。

ユーザー体験、これからどうなる?

あんちぽ
今minneはCMの公開を始めとしてプロモーションにますます力を入れていくところだと思うんですが、これからお二人はminneアプリの開発でどんなチャレンジをしたいと考えてますか?
ナッツ
やっぱり、まずユーザー体験を損なわないようにパフォーマンスを上げること。それから、ストレスなく自然にものが買えるように、マイクロインタラクションに力を入れていきたいと思ってます。ここはサービスの成長のためにもエンジニアが力になれる部分だと思います。
あんちぽ
サービスにはビジネスドリブンなところと、プロダクトドリブンなところ、2つの軸があると思うんですが、プロダクトをどんどん改善していくことで、ビジネスにも寄与することができるということですね。
ナッツ
この間DroidKaigiっていうAndroidのカンファレンスに参加してきたんですけど、他社のエンジニアの方とお話したり講演を聴いたりして、みなさんすごく積極的に新しい技術を取り入れてることがわかったので、minneでも最新のトレンドを取り入れて、ユーザー体験を向上させたいなと常々思っています。
あんちぽ
エンジニアとしても楽しいし、お客さんにも価値提供できるということですね。愛ちゃんはどうですか?
愛ちゃん
そうですね、私もパフォーマンスの向上はアプリの品質を高めることになるし、サービスに対する信頼感も上がってくると思うので、一番に取り組まないといけないところだと思います。もうひとつ、私はminneをもっと触って気持ちいいアプリにしたいと思ってます。例えばちょっとしたことなんですけど、ローディングの画面がかわいいとか、ボタンを押したときに気持ちいいとか、アプリを使う人にそんな体験をしてもらいたいんです。
あんちぽ
改善の余地があると思われる部分であっても、例えばローディングに時間がかかるのはサーバー側のレスポンスが原因だった場合とか、アプリ側の改修だけではどうしようもない部分も可能性としてはありますよね。
愛ちゃん
そうですね。そういうときにこそ、例えばローディング画面が可愛ければお客さんが楽しんでくれるかもしれないし、待ち時間が気にならなくなるかもしれない。そんな小さな工夫を積み重ねていきたいなと思っています。
あんちぽ
ユーザー体験ってよくおもてなしに例えられますけど、ちょっとしたところにもそういう気持ちを取り込んでいきたいというのは興味深いですね。
愛ちゃん
minneのAndroidアプリはスピード重視でシンプルに作った部分が多いので、どんどんブラッシュアップしていきたいです。あとは、次になにをやったらいいか、直感ですぐわかるような操作性も気持ちよさのひとつだと思います。
あんちぽ
そうですよね。ユーザーからすると、ネットで買い物するときに一度操作で迷ってしまうと、もう買いたくなくなってしまったりするじゃないですか。買いたいときに、スムーズに購入完了できる流れを作り込んであげたいっていうことですね。
ナッツ
去年WWDCに行ったときに、現地で泊まる宿をエクスペディアのアプリで予約したんですけど、「え、これで本当に終わったのかな?」って逆に不安になるほど簡単に完了しちゃってびっくりしました。
あんちぽ
宿泊予約って、日時とか何泊するとか、ホテルの条件とか、もちろん決済情報とか、いろんなものを入力しなきゃいけないじゃないですか。それでもスムーズに進めたんですか?
ナッツ
クレジットカードの登録だけちょっと手間がかかった気はしますが、それが気にならないくらいスルスルって操作できましたね。
あんちぽ
すごく条件が複雑で操作が増えてしまいがちなアプリだけど、いかに障壁をなくして、スーッといい体験を与えてくれるかという部分を考えぬいて、うまく実現してるんですね。
ナッツ
そうですね。いかにこの気づきをminneの開発に生かすのかっていうところは、難しさもあるけどやりがいがあります。あと海外のアプリは、「これを使えば何かが始まるんだ!」っていうドラマを喚起させるような、でも押しつけがましくないように作られているものがあって、すごいと思うことが多いです。
あんちぽ
試行錯誤を繰り返して、minneでもぜひ実現させていきたいですね。お二人は普段、ユーザーとしてminneを使うことってありますか?
愛ちゃん
私はプレゼントを買うときに使ってます。
あんちぽ
自分で使うより、人に贈ることが多いんですか?
愛ちゃん
誰かにプレゼントして「すごいものが届いた!」って思ってもらえるのが嬉しいんです。あまりにもクオリティが高いので、みんな最初はハンドメイドって気がつかないんですよ。既成品だと思ってるところに、これ実はハンドメイドなんだよって言うとみんなびっくりしますね。「こんなの作れるの?」って。
あんちぽ
ハンドメイド作家さんの作品のクオリティってすごくて、minneで販売されている作品を買うと、世間で思われがちな「手作り」のイメージと段違いのクオリティのものが届きますもんね。
愛ちゃん
そうなんですよ。あと私は趣味でビジューのミサンガを作ってるので、創作意欲を沸かせたいときにminneで作品を見ることもあります。
ナッツ
minneには作家登録してるの?
愛ちゃん
いつかminneで作家デビューしたいなと思うんですけど、ギャラリーに並べられるほど作れてないのでまだ出せてないんです。数が揃ったら作家デビューしようかなって思ってます。
あんちぽ
いいですね。僕は自宅のダイニングテーブルをminneで買いました。ずっといい感じのほしいなと思ってたんですけど、家具って高価だし、なかなか気に入ったものが見つからなくて買えずにいたんです。そんなときにminneを見てたら、いい感じのテーブルを見つけて。価格も手頃で、いい買い物ができたなと思います。ナッツさんはどうですか。
ナッツ
僕はメンズの服とか家具とかをチェックしてます。minneで出品されてる家具って、しっかりとできてるものが多いなって思います。
あんちぽ
ネットショップで商品の魅力を伝えようとすると平面の画像を並べることが多いんですが、実際の作品の手触りやクオリティって買わないとわからないんですよね。写真がきれいなほうが売れるというのは実証されているので、今うちでも写真の撮り方講座を開いたりしてますけど、やっぱり写真では手触りやディティールまで伝えるのが難しい。そのディティールを伝えきれたらもっとファンになってもらえるはずなんだけど、今はちょっともどかしさがあるんですよね、作る側としても。
ナッツ
そのもどかしさを解消しつつお客さんにもっと楽しんでもらうために、minneではリアルイベントを開催したりminneのアトリエというスペースで作品を展示したりして、実際に作品を手にとってもらう機会にも力を入れています。
愛ちゃん
普段端末でショッピングをしていても、作品をもっとリアルに感じられたらいいなって思います。将来もっとグラフィックの技術が向上して、端末上の作品を3Dでぐりぐり動かして、写真では見られなかったようなところまで見られるようになるとよさそう。購入する側としても楽しいですし、買う前に細部まで確認できて安心感が生まれると思うので。最終的にはものを簡単にスキャンするだけで細かいデータがパッと取り込まれて、簡単にアップロードできるようになると最高ですね。
あんちぽ
それかっこいいですね。今ネット上にあるものの情報量をもっと多くしていくっていうのは、サービスが進化していく道筋のどっかにあるかもしれませんね。いかに本物のリアルさとか、本物の豊かさみたいなものをオンライン上で表現できるかっていうことは、まだまだ技術的な発展の余地があるように思います。
ナッツ
あと、今はどうしても女性向けの作品が多いので、それに加えて男性向けの作品がもっと増えると嬉しいですね。
あんちぽ
さっき愛ちゃんが仰ったように、男性は、女性へのプレゼントをminneで買うっていうのもひとつの使い方かもしれません。minneはもらって驚くくらいクオリティの高い贈り物が選べるサービスなので、男性のみなさんにもぜひ活用していただきたいですね。
ナッツ
サービスを使ってプレゼントして、誰かの喜ぶ顔を見ることができる。それは僕たち開発者にとっても嬉しいことだし、もっといいユーザー体験を提供したいというモチベーションアップにもつながりますね。
あんちぽ
そうですね。minneでプレゼントを選んで誰かに贈るというのは、サービス品質の向上にもつながりそうです。
ナッツ
じゃあまずは贈る相手を探しますね。
あんちぽ
そうですね(笑)。
愛ちゃん
相手はminneで見つからないからね(笑)。


~第3話へつづく~